カテゴリ: "painter"
春麗その2 day2
なんとなくトム・ウェイツづいてきたので旧譜から
「レイン・ドッグス」聴く。
"Anywhere I lay my head"はなんちうええ曲やしかし。
つづいて「ブラック・ライダー」経由で「リアル・ゴーン」に落ち着く。

と思ったけどいまはTEENGENERATE「Savege !!!」聴き中。うーむ最高やね。

ジャケイラストをRockin' Jelly Beanが手掛けている。
以前、ギターウルフのセルフカバーアルバム「火星ツイスト」
タワレコ購入者限定プレゼントにも
応募しといたけど、どっちかいうたら
ジェットレザーよりかRockin' jelly beanのポスターが当たってほしげな。
強力な磁力を放つ彩色欲の魔手から
逃れたワタクシ。
めずらしく線画に時間を掛ける。えんぺつツール。うーむ。たのしい。

顔はあとで変更したり
あらかた出来たので線画を別名保存いよいよ彩色に移る。
ふつうおのれで色とか格好とか考えなあかんけど版権物はデザインも
配色も決まってるわけで、考えることいらんからラクね。
逆を言えば、メーカのデザイナはそういう部分での苦労をしてるはずで、
リスペクツを忘れたらあかんぜよ。

透明水彩でフラットに配色。

乾燥さしてからこんどはオイルパステルで本格的に塗ってゆく。
顔、胴体、手、脚などのパーツ単位でそれぞれ七、八割くらいまで
塗り込む。
あとの二割ほどは全体を見ながらの仕上げを兼ねるため後にとっとく。

服の模様とか失敗するとイヤなのでレイヤーではなくクローン画像上に
描く。
しくったばあい、模様を描き加える前の画像をクローンソースに指定、
クローン:ストレートで消しゴム的に修正。

服のシワとか、きもちペラペラでぴちぴちに見えたらいいだろ的に塗る。
ドラフト的に割付印刷をプリントアウツしてPCシャットアウト。
プリントアウトを眺めつつ、気付いたとこを芯ホルダーで描き込んで
次回Painter作業の足しにス。
- つづく -
映画 300 スリーハンドレッド
観たり。
ストーリー的には目も当てられねえ 。
あからさまにスパルタを現代のアメリカになぞらえてて反吐がでる。
スパルタをふくむギリシア、ローマ文明を先進的に描いて、対する
ペルシア、中東を野蛮、暗黒に描くけど当時は中東のほうが進んでて
西欧は後進国だった。はず。
ヒトラーも誇りにしていたローマ帝国の内訳は、いまのイタリアの
西ローマ帝国があっさり滅んだのに対し、いまのトルコあたりに位置した
東ローマ帝国のほうが1000年続いたわけで。
いわば輝かしきローマ帝国というタイトルは中東に冠せられて然るべきだ。
地理的にいうなら。
キリスト教も中東発祥だしな。
隣り合うイスラム教徒と意外にも共生していた東ローマの首都
コンスタンティノポリスは、よりによって西ヨーロッパから侵略した
おなじキリスト教徒の十字軍の手で破壊、略奪されている。
やってることがむちゃくちゃなのはヨーロッパでっせ
じっさいのはなしが。
ところがビジュアル的には静謐な舞台劇のごときライティングが
スパルタンなまでに美しい。
なんじゃあこりゃーという感触は、おなじフランク・ミラーの
「シン・シティ」よりピトフの「ヴィドック」に近いと思う。
ハイスピードがかっこええ戦闘シーンでは人体切断の連続にも関わらず、
地面にほとんど血だまりが出来ていない。
斬首の本とか読むと、出血は意外にも少ないのがほんまとか。
切断されたまわりの傷口の筋肉がむくむく盛り上がって
切断面を素早くふさいでしまうんだそうな。
人体のメカニズムでしょうか。
この映画はそういうリアリズムというよりレイティングの関係かも
知れんけど。
そういうわけで映画 300 スリーハンドレッド のらくがき。
題して
「隠し砦の三百人」
ははは。
春麗その2 day1
とりあえず買っといて、あんま聴けてなかったCDをあれこれ聴いたり。
トム・ウェイツの3枚組「オーファンズ」のbastards「実験編」聴き中。

限定盤とか書いたったから早めに買っといたのに今でもAmazonで
売っとるやんけ。くそがァァ?。
憤りつつ次の絵に着手。
スケッチブックにらくがきしたり、カプコンの画集とかビズレーの画集とか
パラパラみるうちに、ストIIシリーズの春麗に決定ス。描くの2回目ね。
トルネコからにわかにゲームづいてるけど、pixiv見ると版権もの多いし
えんちゃう。
とりあえず全体像思案ス。
カプコンの絵の魅力とは意外とエロさにあると思う。
ワタクシもなんぞエロいポーズでもと考えるんだけど月並みな案しか出ない。
考えてばっかでもせんないのでPainter IX.5起動。
とりあえず顔から描き始める。
冷えた我が部屋の空気を震わすトム・ウェイツのダミ声が心地ヨス。
というかさぶい。
モノクロ線画だけに集中し、極力カラーパレットの存在を忘れる。
顔だけさくっと描いて、ためしに色でも塗ってこましたろと彩色し出すと
途端に色塗りのほうに夢中になってもうダメなのね。
ほいで顔塗り終わったらサティスファクション。残り描くのめんどくせー、もーええわボケ、となるのがワタクシの常。
いつまでもその轍を踏みつづけるワタクシではねえんでございますよ
エーコラ。
などと脳内で会話しながら描きつづける。ホホホ。
つづく
corel Painter X 試用版 シェイクダウン
100万ボルトのエレキ画材、コーレル ペインターがver. 10表記 Xに
メジャーバージョンアップ。
corelのサイトに X 試用版が上がっとるのでさっそく試ス。
ちなみにダウンロードするにはコーレルサイトに要登録でメールアドレス、
折り返し姓名を問われる。
Xに新たに搭載されたリアルブリスルというブラシがでらリアルで
今バージョンの目玉のひとつとか。
が、リアルって言われてもそのブリスルというの知らんし
リアルで使ったことねーので、どんなけリアルなんかいっこも分からん。
傾きだけでなしに回転も検出するワコムのマーカーペンでないと使い勝手も
違うらしい。→参照 : 吉井宏さんのインプレ記事。
でもせっかくなんでそのリアルブリスル類のみで試し絵を描いてみたり。
Painter X 第1号。
描いてて気になりまくったポインツは画面表示の書き換えがクソ遅え
という点。(おなじ画像でも、IX.5のほうが表示が軽い)
頻繁に使うアンドゥーの結果が表示に即時反映されんゆえに
絵を描くリズムが狂わされる。許せねー。
これが不具合ならすぐ対策されるだろうけどちょいと様子見。