鳥獣戯画(仮称) day 2
ほんとはきんのに更新しよ思ったけど
せっかくのなので666(06年06月06日)に。オーメン。
Primal Scream「RIOT CITY BLUES」国内盤聴く。
過日ラジオで聴いたるナンバーM1."Country Girl"がいいよ。
歌詞がええと思う。ほかにM6."The 99th Floor"がええのう。
このバンドの音源はじめて買ったけどザッツ・ロックンロールってかんじは
個人的にあんましないような。
上記を聴きつつPainter作業つづき。
陰影つける。
このへんはエアブラシとオイルパステルをびしびし併用。
ひとまず満足をみて、こんどは全体像を描き直す。
というか色塗りを優先して上半身以外はまだ描いてない。
全体ならびにやられ役のカエルを描く。
ウサギでもええけど、ビジュアル的に爬虫類で。
Googleイメージ検索でカエル参考用画像を
いくつかチョイス、割付印刷でプリントアウツ。
モニタの横に貼っ付け、それを見もて描けどもむつかしい。
ちくちく描いて色塗るも脚がようわからん。
こういうときは休憩ですよ。ははは。
- つづく -
鳥獣戯画(仮称) day 1
なにげなくググってたら、なんとフィリップ君って
ご結婚なさってたのね。
なぜか感動。モノレールにも乗れーる。
濱田マリも在籍したかつてのモダンチョキチョキズで
ダジャレ担当だったヒトだけど、ワタクシが持ってる音源では殺害の
オムニバス・バカCD収録「フィリップ君のシュールダジャレリズム宣言」
(殺害バージョン)のインパクトは忘れられんがよ。
と、かるくノスタルジアにわななきつつ、つぎの彩色絵に着手。
オイルパステル用う。
重ね塗り出来すぎる印象のデフォルト設定から不透明度を落とス。
なんも考えずペタペタ塗り耽るのが楽しい。
翻って、やっぱ白黒の絵ってむつかしいのー。明確な線を引かなあかんからな。
がっとした色の固まりからなんとなく絵になりつつあり。
いわゆる鳥獣戯画的な絵になる予定。
- つづく -
劇画 ヒットラー
水木しげる作「劇画 ヒットラー」読む。おもしろい。
あくまで淡々として、共感も否定もなく中立と思われるストーリーテリング。
絵的にもうちょっと重厚・緻密な背景がよかったような。
映画「ヒトラー 最期の12日間」よりは(当然)時間軸が長いので
ナチス興亡を俯瞰するにはオススメですよ。
映画が唯一絶対の地位にあるヒトラーを描いてるのに対して
まんがの方はナチスという集団のなかでのわりと絶対的ではない
ヒトラーという印象。党内の調整にあれこれ腐心したり。
ヒトラー 最期の12日間/Der Untergang
「ヒトラー 最期の12日間」(原題 : Der Untergang)観たり。
ブンダバー。
原題は没落、陥落という意味らしく、すなわちベルリン陥落かしら。
ブルーノ・ガンツ演じるヒトラーにはふしぎな説得力、思わず引き込まれる
存在感がある。つまりブルーノ・ガンツがすげえんだなあ。
キャスティングの似具合は私見ではヒムラーとゲーリングは似てる、
ゲッベルスが似てない。目がくりくりっとしてあれじゃカリメロですよ。
ゲッベルス夫人がゴリゴリのナチズム信奉者で言動がコワイ。
劇中でヒトラーとシュペーアのふたりだけ
ゲッベルス夫人とシュペーアのふたりだけの会話シーンなどの、
ひょっとしてシュペーアの証言だけに頼らざるを得ないのかなちゅう部分で
シュペーアの言うことがちょっと善人すぎる。気がする。
映画原作知らんから独断で言うけどが。
ところで今作の恐怖が生々しいのは国民が戦禍に呻吟するのも
(ヨーゼフ・ゲッベルス言うところの)
「自分たちで選んだ道、自業自得だ。同情しないね」という論理。
多数決というものの極論で、ひとつの真理だなあ、と思ったり。
利益誘導のために支持する半数のために、支持しない半数が黙らされ
従わされる仕組みといえますよ。
でも、こんにちでもこれを民主的というわけで。
というわけで「ヒトラー 最期の十二日間」の絵。
の、簡単な制作過程など。
まず白黒でざっくり描く。スクラッチボードツールで。
ある程度描いて、つぎにスクラッチボードレイキというブラシで
なんかそれっぽくしゃしゃしゃっと線を足してゆく。
なんとなくそれっぽくなったら水彩で彩色。
さっくりぺったり塗り残しもなんのそのの方向で。
出来上がり。
Painter IX.5 スクラッチボードツール+スクラッチボードレイキ+透明水彩。
MUMMIES,STOKOE,BNBC
The MUMMIES 「DEATH BY UNGA BUNGA !!」
輸入盤、
STOKOE 「The experiment has been a complete and utter failure !」
輸入盤、なぞのガレージバンド、The Beautiful New Born Children
「Hey People !」国内盤(?)など買ったり。
上からThe beautiful New Born Children、Stokoe、the Mummies
MUMMIESでらかっこええがー。ショートでファストなガレージですよ。
ガレージ系レーベルestrusのサンプラーで聴いた曲が入っとるのに
あとから気付く。
STOKOEはex LEATHERFACEのギタリスタDICKIE HAMMONDが在籍する
ツインギターバンド。全曲Dickieが書いとんかな。
ツインギターってあたりが往年のLEATHERFACEを彷彿させておろろん。
バンド名なんて読むんだろうね。ストーキー、ストーコー?
リードVoは女性で、フィーメールボーカルとしてふつう。
もっとハスキーな声がいいなワタクシはよ。
The Beautiful New Born Childrenは日本語ライナーによると
それぞれ別のバンドをやってるメンバー同士のバンドである由。
イイはイイけど、粗々しいガレージサウンドに反して
楽曲はちょっとオシャレというかややカッコ良すぎな気もすこし。
怪しさが足らんのですよ。
例えて言うなら、ワーキングクラスヒーローと思ってたパンクスが
実はアートスクール系中産階級でショックみたいな。ははは。
おれとおんなじタバコ吸ってねえ的な。(サティスファクションですな)
そういう点で今回買った中ではMUMMIESが好みやのう。
なわけで只今MUMMIES聴き中。