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妖怪人間ベムのベラ その2
Now Playing つしまみれ「脳みそショートケーキ」。

タイトルチューンがきもちいい。
ことばのむちゃ詰め込みとテンポの性急さにフィオナ・アップルの
「Fast as you can」を感じる。そこはかとなく。
ほか収録のナムバーはわが琴線に触れんね。
を聴きつつ、Painter旧作バックアップを整理中。
古い絵の中に、サイトにはアップしてあるのにオリジナルRIFFファイルが
ないのがあるね…。
でらベリー過ぎたる昔日に描いた妖怪人間ベムのベラのRIFF絵が
あったので、ちょっとここが気に入らんのうとかいじるうちに
ほぼ全描き直し。
そういうわけでベラのリメイクというか ベラ その2。
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背景のモチーフは琳派の絵師 鈴木基一「朝顔図屏風」からぱくってます。
pixivに登録して以来、精力的に版権ものに偏るワタクシ。ははは。
春麗その2 day3
SKINSとかいうスポーツウェアメーカのテレビCMナレーション。
吐き捨てるようなブリティッシュアクセントにしゃくれ気味の声。
ありゃアラン・"ブリックトップ"・フォードに違いねーですよ。
(ロック・ストック~/スナッチの)
そういうワタクシはボブ・マーレーとジミー・クリフの歌声の区別が
つかないときもあるネ。
あいかわらずTEENGENERATE「SAVEGE !!!」聴き中。
ストッキングぽく透明水彩で上から塗ったろうと思っとった両脚。
覆うのがもったいない気がしてやめ。変則的に生足に変更。
ボクシングシューズぽい、しゅっとしたシューズもワタクシの好みで
マーチン風ブートに変更。
こまかーく細部見直し、署名落款。完成了。
ほんまはタイトルはミッシェル・ガン・エレファントの曲名から
"ハイ ! チャイナ !"にしようと思っとったけど、アルファベットだと
なんか紛らわしい気もする。
そこでMC5のデトロイトロッキンロールナンバーからタイトルは
「KIck out the Shadoloo」マザファッカ。
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そろそろ干支の絵を考えんければならんのう。
- おちまい -
春麗その2 day2
なんとなくトム・ウェイツづいてきたので旧譜から
「レイン・ドッグス」聴く。
"Anywhere I lay my head"はなんちうええ曲やしかし。
つづいて「ブラック・ライダー」経由で「リアル・ゴーン」に落ち着く。

と思ったけどいまはTEENGENERATE「Savege !!!」聴き中。うーむ最高やね。

ジャケイラストをRockin' Jelly Beanが手掛けている。
以前、ギターウルフのセルフカバーアルバム「火星ツイスト」
タワレコ購入者限定プレゼントにも
応募しといたけど、どっちかいうたら
ジェットレザーよりかRockin' jelly beanのポスターが当たってほしげな。
強力な磁力を放つ彩色欲の魔手から
逃れたワタクシ。
めずらしく線画に時間を掛ける。えんぺつツール。うーむ。たのしい。

顔はあとで変更したり
あらかた出来たので線画を別名保存いよいよ彩色に移る。
ふつうおのれで色とか格好とか考えなあかんけど版権物はデザインも
配色も決まってるわけで、考えることいらんからラクね。
逆を言えば、メーカのデザイナはそういう部分での苦労をしてるはずで、
リスペクツを忘れたらあかんぜよ。

透明水彩でフラットに配色。

乾燥さしてからこんどはオイルパステルで本格的に塗ってゆく。
顔、胴体、手、脚などのパーツ単位でそれぞれ七、八割くらいまで
塗り込む。
あとの二割ほどは全体を見ながらの仕上げを兼ねるため後にとっとく。

服の模様とか失敗するとイヤなのでレイヤーではなくクローン画像上に
描く。
しくったばあい、模様を描き加える前の画像をクローンソースに指定、
クローン:ストレートで消しゴム的に修正。

服のシワとか、きもちペラペラでぴちぴちに見えたらいいだろ的に塗る。
ドラフト的に割付印刷をプリントアウツしてPCシャットアウト。
プリントアウトを眺めつつ、気付いたとこを芯ホルダーで描き込んで
次回Painter作業の足しにス。
- つづく -
映画 300 スリーハンドレッド
観たり。
ストーリー的には目も当てられねえ 。
あからさまにスパルタを現代のアメリカになぞらえてて反吐がでる。
スパルタをふくむギリシア、ローマ文明を先進的に描いて、対する
ペルシア、中東を野蛮、暗黒に描くけど当時は中東のほうが進んでて
西欧は後進国だった。はず。
ヒトラーも誇りにしていたローマ帝国の内訳は、いまのイタリアの
西ローマ帝国があっさり滅んだのに対し、いまのトルコあたりに位置した
東ローマ帝国のほうが1000年続いたわけで。
いわば輝かしきローマ帝国というタイトルは中東に冠せられて然るべきだ。
地理的にいうなら。
キリスト教も中東発祥だしな。
隣り合うイスラム教徒と意外にも共生していた東ローマの首都
コンスタンティノポリスは、よりによって西ヨーロッパから侵略した
おなじキリスト教徒の十字軍の手で破壊、略奪されている。
やってることがむちゃくちゃなのはヨーロッパでっせ
じっさいのはなしが。
ところがビジュアル的には静謐な舞台劇のごときライティングが
スパルタンなまでに美しい。
なんじゃあこりゃーという感触は、おなじフランク・ミラーの
「シン・シティ」よりピトフの「ヴィドック」に近いと思う。
ハイスピードがかっこええ戦闘シーンでは人体切断の連続にも関わらず、
地面にほとんど血だまりが出来ていない。
斬首の本とか読むと、出血は意外にも少ないのがほんまとか。
切断されたまわりの傷口の筋肉がむくむく盛り上がって
切断面を素早くふさいでしまうんだそうな。
人体のメカニズムでしょうか。
この映画はそういうリアリズムというよりレイティングの関係かも
知れんけど。
そういうわけで映画 300 スリーハンドレッド のらくがき。
題して
「隠し砦の三百人」
ははは。
春麗その2 day1
とりあえず買っといて、あんま聴けてなかったCDをあれこれ聴いたり。
トム・ウェイツの3枚組「オーファンズ」のbastards「実験編」聴き中。

限定盤とか書いたったから早めに買っといたのに今でもAmazonで
売っとるやんけ。くそがァァ?。
憤りつつ次の絵に着手。
スケッチブックにらくがきしたり、カプコンの画集とかビズレーの画集とか
パラパラみるうちに、ストIIシリーズの春麗に決定ス。描くの2回目ね。
トルネコからにわかにゲームづいてるけど、pixiv見ると版権もの多いし
えんちゃう。
とりあえず全体像思案ス。
カプコンの絵の魅力とは意外とエロさにあると思う。
ワタクシもなんぞエロいポーズでもと考えるんだけど月並みな案しか出ない。
考えてばっかでもせんないのでPainter IX.5起動。
とりあえず顔から描き始める。
冷えた我が部屋の空気を震わすトム・ウェイツのダミ声が心地ヨス。
というかさぶい。
モノクロ線画だけに集中し、極力カラーパレットの存在を忘れる。
顔だけさくっと描いて、ためしに色でも塗ってこましたろと彩色し出すと
途端に色塗りのほうに夢中になってもうダメなのね。
ほいで顔塗り終わったらサティスファクション。残り描くのめんどくせー、もーええわボケ、となるのがワタクシの常。
いつまでもその轍を踏みつづけるワタクシではねえんでございますよ
エーコラ。
などと脳内で会話しながら描きつづける。ホホホ。
つづく