PIXIES Japan Tour 2005
PIXIES ジャパンツアー行ってきたアーハハハォ!
於 zepp nagoya。さぶかった。
当日券出てた。客の入りは8割弱くらいかな。
客層はもろリアルタイム組と思しき年齢のひと、Crossbeatというか
Rockin' onて感じの男子女子など。白人に限らず外人はことのほか多い。
ワタクシの整理番号は200番台後半だったけど会場ではかなり前の方の
ポジションにスポッと。
フランク・ブラック・フランシスこと
チャールズ・マイケル・カートリッジ(キトリッジ ?)・トンプソン4世
(Charles Michael Kittridge Thompson IV)を真正面に見据える位置だった。
ステージ上に聳え立つジャギヤンティク ! うひょー !
ステージは90分くらい ? 曲間しゃべり無し。
前半から攻撃的な展開、中盤にややアコースティク
後半ややゆったりから一気に終盤になだれ込み。
やらねーなーと思っとったら、アンコールにGiganticが来る感涙ものの
構成。
セットリスト憶えてません。ははは。とりあえずいろいろやったんだよ。
以下思い出せるだけでも順不同で、
Broken Face聴けて幸せ。というかまさに壊れてるな (頭が)
Velouriaがエモーショナルでたまらんかった。
あんまスキじゃない「Bossanova」で、Stormy Weatherとおなじくらい好きな
曲だからうれしかった。
Vamos、Hey、Bone Machine、Subbacultcha、Caribou、Wave of mutilation.
Crackity Jones、The Holiday Song、Gouge away、I bleed、The Sad Punk、
Planet of sound、怒濤のDebaserなど、どえらいかっこよかったーん。
Where is my mind ?も良かったけど、Monky gone to heavenもええし
やっぱHere comes your manはええ曲や。
あとなんだっけ。tame聴きたかったなあ。
La La Love you良かった。
口笛を吹くフランクというかチャールズ&ジョーイ・サンチャゴの
ボーカルそろい踏みには凶悪なものがあったね。絵的に。ははは。
途中、キムとチャールズが仲良さそう(?)に互いの耳元でヒソヒソ話する
場面が。
ぶっちゃけ、再結成ツアーが金稼ぎ目的だろうがなんだろうが
二人のこのやりとりをみた時、元を取った気がすごくした。グッと来たよ。
そういえば、なぜかデイビッド・ラバリングもサンチャゴも何度か
スペシウム光線みたいなポーズ決めまくり。オッサンら楽しそうやのー。
サンチャゴは童顔だった気がするけど、いまやスキンヘッドに
顎髭になっててギタリストというより怪しいギャングスタみてえ。
ソロパートのパフォーマンスおもろかった。
一回捌けて、一曲だけアンコールのGiganticをやる前、
デイビッドが体力の限界、もー出来ねーヅラ、ってジェスチャー。
それを見かねたチャールズがヤレヤレ、どっこいしょって
うしろからデイビッドを抱えてユッサユッサするとたちまち回復。
あれっ、俺いけるやん ? よーしGiganticいっちゃうよ、みたいな
サイレント小芝居があった。
ははは。なに掛け合い漫才見してくれとんねん。
寄る年波に見まごうほど容貌の変化をみせるバンドにあって
唯一変わってなさそうなキム姉さん。
かんたんな日本語挨拶とか、「イチ、ニィ、サン、シィ」とか言ってた。
そのハスキーな(タバコ焼け?)歌声がやけにキュートで癒されたですよ。
In Heaven(映画「イレイザーヘッド」挿入歌のカバー)もすごく良かった。
帰りにDeath to the PIXIES Tシャツ買う。
でら良かった、夢のような時間帯だった。
ジャパンツアーのライブCDが出るらしいけど
04 フジロック盤の時みたいにタワレコとかで買えねーかな。
ナゴヤ公演盤は記念にベリー買いたい。
白黒(仮称) day 2
白黒絵再開ス。
描きながら、DwarvesのSUBPOP時代のラストを飾る「Sugarfix」、
邦題「架空黙示録」聴きちゅう。エャーズェニボデアウデアッ !
やっぱサブポップ3作は特にええなーファック。
ちなみに国内盤のカタカナ表記は「ドゥウォウヴス」。うーん。ウが多すぎる。
それっぽく書くならせめて「ドゥォーヴス」かしら。
Painter起ち上げ。
ずいぶんまえの描きかけ絵を開く。
間隔が空きすぎて、この絵のつづきで何をどう描こうとしてたか
もはや微塵も思い出せませんね。
さいしょっから新たに描き直した方が効率的な気がするけど
メンドくせーし、まあええか。
スクラッチボードツール使用。
間隔が空きすぎたのも、ある意味絵に対して客観視でけてええかも
知れん。ははは。
完成は男と女で一対になるように、なんだけど絵自体は別々に描くので
ふたっつの絵を同時進行気味。
そっから考えるとこの白黒絵のタイトルは「M/W B/W」がいいかしら。
Man and Woman , Black and Whiteという意味で。
ああそうだ、そろそろ干支の絵も考えなあかんなー来年は戌かー
などと考えつつタブレットをしゃっしゃかひっかきまくり。
次回刮目シテ待テ !
- つづく -
ナポレオン・ダイナマイト/Napoleon Dynamite
ビデオスルー映画「ナポレオン・ダイナマイト」観たり。でら面白いよ。
22日間で撮って、興行収入45億円(アメリカ国内のみ)近くを稼ぎだした
おどろきの激安ぼんくら映画。
しかし邦題が「電車男」に便乗して「バス男」…。
ナポレオン・ダイナマイトは本作の主人公の名前。
片田舎の冴えない高校生活、ジョックスにいびられる毎日。
このままじゃダメだ、なんとかしなきゃ、みたいな一念発起は特にしない
スプレンダーなストーリー。
「ダイナマイト刑事」とか「ダイナマイトどんどん」とかダイナマイトって
言葉にはハートに火を付ける響きがある、ロマンがある。
が、ヘンな邦題つけやがったスカムバッグには、そこらへんの機微が
分からんようだ。デーム。
ちなみに、映画が各フィルムフェスティバル、ボックスオフィスで
ブッちぎりに絶好調なのに目を付けたFOXは、エンドクレジット後の
シーンを新たに撮らせた。
その五分間の後付シーンだけで、映画全体の制作費の半分の
費用をかけたそうな。(IMDb.comトリビア参照)
というわけでナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
エルゾンビ、パノラマ写真 その3
The Blind Dead Collection: 5-Disc Limited Edition
DVD box ゲッツ。
うーん、エルゾンビ。エロゾンビ。いま2作目まで観ちゅう。
「デスペラード」三作目のダニー・トレホいわくエルとはザである
らしいから、エルゾンビすなわちザ・ゾンビ。かっこわるっ。
昨今の疾走するファストなゾンビではなくてドゥーム、ゴシックぽい
怪奇映画。
個人的に、棺桶からモゾモゾ起き抜けに第一声「ォゴァーーーーーッ !!」
ってシャウトするゾンビがイイな。ってこれ1作目、2作目と使い回しね。
シリーズ2作目「逆襲の座頭ゾンビ」(?)にはクリープ・ショウだったっけ
に出てたときのスティーヴン・キングにほんによー似たオッサンが
出てけつかる。
と、ぜんぜん関係ないところでパノラマ写真 その3。
Konica KD-510Zで撮影。Hugin 0.5rc1でスティッチ。
パノラマ写真 その2
社名フォントの装いも新たなRICOHの28mm単焦点800万画素コンパクト
GR-Digital。
販売が開始して、公式サンプルやユーザー作例見ると
全般的に低感度にしてはややノイジーな画質。うーらら。
ただこれは最大サイズで撮った画像がそうなんで
リサイズしたり、ちっさめのサイズで撮ったヤツはかなりシャープに
見えるしディストーションのなさは好印象ですよ。
といって、撮った画像全部リサイズしたりすんのはダルいけど。
いわゆる解像感ならPolaroid x530のFoveonセンサーの方がイイ。
いっそGR-DにFoveonが搭載されてるようなパラレルワールドにでも
引っ越してーなード畜生。
希望的観測として、「(撮像素子は)極めて興味深い進歩をしている
いくつかの小さい会社に非常に関心がある」というオリンパスから
Foveonコンパクト機でも出ねーかしら。その際xDは不採用の方向で。
ははは。
というわけでパノラマ写真 その2。
Konica KD-510Zで撮影。Hugin 0.5rc1でスティッチ。
シン・シティ / SIN CITY
映画「シン・シティ」観たり。
デボン青木演じる皆殺しのデボチカ、ミホがハラショーに冷酷でステキ。
ナチュラルボーンに惨劇を繰り広げる登場シーンは我が魂を震わす
至高の瞬間。
生まれる時代を間違えた男。
誰かの顔面めがけて斧を叩きつけるような、古代の戦場が似合う男。
鋼鉄の顔面に誇り高きハート、マーヴ(ミッキー・ローク)を表す言葉だけど
それを体現するかのようにマーヴは象徴的と思える特徴を備える。
戦いを前にして、傷だらけの顔に継ぎ接ぎの絆創膏。
これはまるで形を変えたネイティブ・アメリカンの
ウォー・ペイントだ。
さらにマーヴは手斧で武装する。トマホークのように。
そのメンタリティはサムライ的というよりも、戦って死ぬ事を恐れない
ネイティブ・アメリカン戦士のそれに近いんじゃないかと思う。
最愛の女の魂に懸けて罪人街を疾駆する、現代に蘇った
ジェロニモですよ。
そして、そんなストーリーを描くフランク・ミラーだって
そういう時代錯誤とも言えるウォリアーズ・コードにシンパシーを抱く
人間に違いない。
「生まれた時代を間違えた男」マーヴは
他ならぬ原作者フランク・ミラー自身のことだろうと思う。
ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)のエピソードは
コメディに見えた。事実面白かったし。
とりあえずいろんなモノが刺さりすぎというか。ははは。
というわけで映画「シン・シティ」からマーヴ。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。