カテゴリ: "painter"
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。イヤめでてぇねー。ザッハッハ。
というわけで年賀絵でけた。以下のリンクからどうぞ。↓
けっきょくあんま時間なかって、ちゃちゃっと描いた軽い絵になった。
というかPainterでカラーの絵描くのがもんのすっご久しぶりなわけですよ。
戌にひっかけてもうちょっとひねった絵を思いつけたら良かったけど
これといって思いつかず、画中にINU「メシ喰うな」のジャケ写でも描いたり。
とりあえず本年もよろすく。
ワタクシやあなたや誰しもに実り多き年になりますように。
白黒(仮称) day 3
雪降るし、最近めっきり部屋がさぶくて手がかじかむよマザファッカ。
キーボードショートカットがやりぬくい。
小島麻由美の「KOJIMA MAYUMI'S PAPERBACK」
(単行本サイズのイラスト+詩集とデモE.P付き)買ったり。
初回限定らしい。うーん。
自宅録音デモ音源というデモE.P(CD)はRAWでGARAGEなサウンドがトレビヤン。
粗っぽくてカッコイイ。
Painter作業つづき。スクラッチボードツール用う。
とくに記す事ねーのね。
中間のトーンはなるべく排して、極端なモノクロ二値っぽく描くよう
心がける。
下のスクリーンショットは、それぞれ別の絵。
影になるところはべったり塗りつぶし、思い切りよく省略して描いてると
なんとなく楽しくなってくる。
ストーンズの「黒く塗れ !」が鳴り響くんですよ、わが脳髄に。
もっともこの場合は清志郎のカバーバージョンだけどな。
よーのなか全部 ! 黒く ! 塗りつぶーせぇ !
ある程度進むと停滞。
このままぐだぐだ描いてても、いっかな進展がみられんくなってきた
のでチト間をおく。
ふたつの絵をいっこにまとめて割付印刷。余白にいろいろ描き込んで
考えを練る。
男の方の絵がちょっとなにだな。
次回刮目シテ待テ !
- つづく -
白黒(仮称) day 2
白黒絵再開ス。
描きながら、DwarvesのSUBPOP時代のラストを飾る「Sugarfix」、
邦題「架空黙示録」聴きちゅう。エャーズェニボデアウデアッ !
やっぱサブポップ3作は特にええなーファック。
ちなみに国内盤のカタカナ表記は「ドゥウォウヴス」。うーん。ウが多すぎる。
それっぽく書くならせめて「ドゥォーヴス」かしら。
Painter起ち上げ。
ずいぶんまえの描きかけ絵を開く。
間隔が空きすぎて、この絵のつづきで何をどう描こうとしてたか
もはや微塵も思い出せませんね。
さいしょっから新たに描き直した方が効率的な気がするけど
メンドくせーし、まあええか。
スクラッチボードツール使用。
間隔が空きすぎたのも、ある意味絵に対して客観視でけてええかも
知れん。ははは。
完成は男と女で一対になるように、なんだけど絵自体は別々に描くので
ふたっつの絵を同時進行気味。
そっから考えるとこの白黒絵のタイトルは「M/W B/W」がいいかしら。
Man and Woman , Black and Whiteという意味で。
ああそうだ、そろそろ干支の絵も考えなあかんなー来年は戌かー
などと考えつつタブレットをしゃっしゃかひっかきまくり。
次回刮目シテ待テ !
- つづく -
ナポレオン・ダイナマイト/Napoleon Dynamite
ビデオスルー映画「ナポレオン・ダイナマイト」観たり。でら面白いよ。
22日間で撮って、興行収入45億円(アメリカ国内のみ)近くを稼ぎだした
おどろきの激安ぼんくら映画。
しかし邦題が「電車男」に便乗して「バス男」…。
ナポレオン・ダイナマイトは本作の主人公の名前。
片田舎の冴えない高校生活、ジョックスにいびられる毎日。
このままじゃダメだ、なんとかしなきゃ、みたいな一念発起は特にしない
スプレンダーなストーリー。
「ダイナマイト刑事」とか「ダイナマイトどんどん」とかダイナマイトって
言葉にはハートに火を付ける響きがある、ロマンがある。
が、ヘンな邦題つけやがったスカムバッグには、そこらへんの機微が
分からんようだ。デーム。
ちなみに、映画が各フィルムフェスティバル、ボックスオフィスで
ブッちぎりに絶好調なのに目を付けたFOXは、エンドクレジット後の
シーンを新たに撮らせた。
その五分間の後付シーンだけで、映画全体の制作費の半分の
費用をかけたそうな。(IMDb.comトリビア参照)
というわけでナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
シン・シティ / SIN CITY
映画「シン・シティ」観たり。
デボン青木演じる皆殺しのデボチカ、ミホがハラショーに冷酷でステキ。
ナチュラルボーンに惨劇を繰り広げる登場シーンは我が魂を震わす
至高の瞬間。
生まれる時代を間違えた男。
誰かの顔面めがけて斧を叩きつけるような、古代の戦場が似合う男。
鋼鉄の顔面に誇り高きハート、マーヴ(ミッキー・ローク)を表す言葉だけど
それを体現するかのようにマーヴは象徴的と思える特徴を備える。
戦いを前にして、傷だらけの顔に継ぎ接ぎの絆創膏。
これはまるで形を変えたネイティブ・アメリカンの
ウォー・ペイントだ。
さらにマーヴは手斧で武装する。トマホークのように。
そのメンタリティはサムライ的というよりも、戦って死ぬ事を恐れない
ネイティブ・アメリカン戦士のそれに近いんじゃないかと思う。
最愛の女の魂に懸けて罪人街を疾駆する、現代に蘇った
ジェロニモですよ。
そして、そんなストーリーを描くフランク・ミラーだって
そういう時代錯誤とも言えるウォリアーズ・コードにシンパシーを抱く
人間に違いない。
「生まれた時代を間違えた男」マーヴは
他ならぬ原作者フランク・ミラー自身のことだろうと思う。
ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)のエピソードは
コメディに見えた。事実面白かったし。
とりあえずいろんなモノが刺さりすぎというか。ははは。
というわけで映画「シン・シティ」からマーヴ。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
Ray
Ray、といえばハリーハウゼン。ガイコツといえば「アルゴ探検隊」。
というわけで、DVD「RAY HARRYHAUSEN the early years collection」
観たり。
米盤ながらマルチリージョン、日本語字幕つき。二枚組。
ところどころ意味不明な日本語文なのはしゃーない。
ワタクシの視聴環境のせいなのか、「カメとウサギ」の
オーディオコメンタリだけ字幕が表示されへん。おろろん。
DVDに収録れてるコンテンツで、ハリーハウゼン誕生日祝辞映像に
特撮界の錚々たる顔ぶれが揃っててブライミー。
スタン・ウィンストンとかリック・ベイカーとかフィル・ティペットとか。
ハリーハウゼンの影響力の幅広さが伺えようというもの。
ジ・アーリーイヤーズと銘打ってあるだけに、初期のおとぎ話とかを
中心に収録。
ジム・ヘンソンの「ストーリーテラー」のように童話のデキを
楽しむというよりは、コレクター向けなブツと言えましょうか。
テスト映像も入ってるしな。
ちなみに「アルゴ探検隊」や「タイタンの戦い」も当然いいけど
ワタクシはやっぱ「シンドバッド 黄金の航海」が一番スキかな。
シンドバッドっつったって、ワタクシのシンパシーは
魂を削って悪鬼を使役する悪魔王子クーラの方なんだけど。破滅の美学。
シンドバッド御一行様に立ちはだかるカーリー神が圧倒的でカッコいい。
ある意味八面六臂の大活躍。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
幾久しくご健勝であられますように。