鳥獣戯画(仮称) day 1
なにげなくググってたら、なんとフィリップ君って
ご結婚なさってたのね。
なぜか感動。モノレールにも乗れーる。
濱田マリも在籍したかつてのモダンチョキチョキズで
ダジャレ担当だったヒトだけど、ワタクシが持ってる音源では殺害の
オムニバス・バカCD収録「フィリップ君のシュールダジャレリズム宣言」
(殺害バージョン)のインパクトは忘れられんがよ。
と、かるくノスタルジアにわななきつつ、つぎの彩色絵に着手。
オイルパステル用う。
重ね塗り出来すぎる印象のデフォルト設定から不透明度を落とス。
なんも考えずペタペタ塗り耽るのが楽しい。
翻って、やっぱ白黒の絵ってむつかしいのー。明確な線を引かなあかんからな。
がっとした色の固まりからなんとなく絵になりつつあり。
いわゆる鳥獣戯画的な絵になる予定。
- つづく -
劇画 ヒットラー
水木しげる作「劇画 ヒットラー」読む。おもしろい。
あくまで淡々として、共感も否定もなく中立と思われるストーリーテリング。
絵的にもうちょっと重厚・緻密な背景がよかったような。
映画「ヒトラー 最期の12日間」よりは(当然)時間軸が長いので
ナチス興亡を俯瞰するにはオススメですよ。
映画が唯一絶対の地位にあるヒトラーを描いてるのに対して
まんがの方はナチスという集団のなかでのわりと絶対的ではない
ヒトラーという印象。党内の調整にあれこれ腐心したり。
ヒトラー 最期の12日間/Der Untergang
「ヒトラー 最期の12日間」(原題 : Der Untergang)観たり。
ブンダバー。
原題は没落、陥落という意味らしく、すなわちベルリン陥落かしら。
ブルーノ・ガンツ演じるヒトラーにはふしぎな説得力、思わず引き込まれる
存在感がある。つまりブルーノ・ガンツがすげえんだなあ。
キャスティングの似具合は私見ではヒムラーとゲーリングは似てる、
ゲッベルスが似てない。目がくりくりっとしてあれじゃカリメロですよ。
ゲッベルス夫人がゴリゴリのナチズム信奉者で言動がコワイ。
劇中でヒトラーとシュペーアのふたりだけ
ゲッベルス夫人とシュペーアのふたりだけの会話シーンなどの、
ひょっとしてシュペーアの証言だけに頼らざるを得ないのかなちゅう部分で
シュペーアの言うことがちょっと善人すぎる。気がする。
映画原作知らんから独断で言うけどが。
ところで今作の恐怖が生々しいのは国民が戦禍に呻吟するのも
(ヨーゼフ・ゲッベルス言うところの)
「自分たちで選んだ道、自業自得だ。同情しないね」という論理。
多数決というものの極論で、ひとつの真理だなあ、と思ったり。
利益誘導のために支持する半数のために、支持しない半数が黙らされ
従わされる仕組みといえますよ。
でも、こんにちでもこれを民主的というわけで。
というわけで「ヒトラー 最期の十二日間」の絵。
の、簡単な制作過程など。
まず白黒でざっくり描く。スクラッチボードツールで。
ある程度描いて、つぎにスクラッチボードレイキというブラシで
なんかそれっぽくしゃしゃしゃっと線を足してゆく。
なんとなくそれっぽくなったら水彩で彩色。
さっくりぺったり塗り残しもなんのそのの方向で。
出来上がり。
Painter IX.5 スクラッチボードツール+スクラッチボードレイキ+透明水彩。
MUMMIES,STOKOE,BNBC
The MUMMIES 「DEATH BY UNGA BUNGA !!」
輸入盤、
STOKOE 「The experiment has been a complete and utter failure !」
輸入盤、なぞのガレージバンド、The Beautiful New Born Children
「Hey People !」国内盤(?)など買ったり。
上からThe beautiful New Born Children、Stokoe、the Mummies
MUMMIESでらかっこええがー。ショートでファストなガレージですよ。
ガレージ系レーベルestrusのサンプラーで聴いた曲が入っとるのに
あとから気付く。
STOKOEはex LEATHERFACEのギタリスタDICKIE HAMMONDが在籍する
ツインギターバンド。全曲Dickieが書いとんかな。
ツインギターってあたりが往年のLEATHERFACEを彷彿させておろろん。
バンド名なんて読むんだろうね。ストーキー、ストーコー?
リードVoは女性で、フィーメールボーカルとしてふつう。
もっとハスキーな声がいいなワタクシはよ。
The Beautiful New Born Childrenは日本語ライナーによると
それぞれ別のバンドをやってるメンバー同士のバンドである由。
イイはイイけど、粗々しいガレージサウンドに反して
楽曲はちょっとオシャレというかややカッコ良すぎな気もすこし。
怪しさが足らんのですよ。
例えて言うなら、ワーキングクラスヒーローと思ってたパンクスが
実はアートスクール系中産階級でショックみたいな。ははは。
おれとおんなじタバコ吸ってねえ的な。(サティスファクションですな)
そういう点で今回買った中ではMUMMIESが好みやのう。
なわけで只今MUMMIES聴き中。
SONY DSC-R1
SONYのレンズ一体型ハイエンドデジカメDSC-R1買ったり。
価格.comの最安値より安かってウレスィ。
これでデジカメは、さいしょに買ったRICOH Caplio G4wide、
Konica(R.I.P.…) KD-510z、SONY DSC-R1で三代目ですよ。
R1を考慮したポイントは、広角24mm + 本体上部に組み込まれた
フリーアングル液晶。
ウェストレベルフレンドリーな設計なわけで、店頭で実機触って
おもしれーよと感じた次第。
DSC-R1 雑感。
made in Japan。なんとなく意外。
シャッターのストロークが個人的には浅く感触は安っぽくスイッチ的に
思える。
店頭で触った展示実機だけがそんなんと思ったけど
さらぴんの我がR1もいっしょでショック !
パッケージ開けてみてから知ったけど充電器は別売りオプション。うそやん。
買ってきたままの状態だと、カメラ本体に同梱ACアダプタをさこっと刺して
本体に入れたリチウムイオン電池へミヨヨンと充電。
あんま本体端子に抜き差ししたくねーな。
充電器をオプションとはどういう意図で。
ファインダ覗くと自動的にEVF-フリーアングル液晶の自動切り替え。
(スイッチでどっちか固定も可能)
これ便利だけどウェストレベルで撮る時カメラが、
いやネイティヴ風にキャモラが胴体に近すぎるとセンサに反応して
上部液晶からEVFに切り替わってまう。
あれこれ構図決めしてるときなんかちょっとムッとしますよ。
機械に謀反起こされた気がして。ははは。
その構図だけど、ワイド端24mmはきちんと水平を出すのがワタクシには
難しい。
液晶モニタにグリッド表示さして厳密に撮らんと、いがんでて微妙に
切ない写真がメニーメニー。
EVFは初めてなのでクオリティの水準が分からへん。
露出補正や絞り、ホワイトバランスはリニアに表示されて便利。
とりあえず写真でも。(長辺 800 ピクセルにリサイズ済み)